インド占星術の読み方では、月は牡羊座で新月を迎えます。
そして金環皆既日食でもあります。
新月は「始まり」のエネルギー色が強いですが、日食になるとリセットに近い始まりの象徴となります。
牡羊座には新月のほか、Ra、水星、天王星もあり、牡羊座の象徴である「始まり、目覚め、可能性、発見、自分を知っていくこと、リーダー」のあたりが強制的にリニューアルされる現象をもたらします。
水星の象徴である「情報・コミュニケーション・何かの方法や手段、ツール」、天王星の象徴である個性の発揮や科学的象徴、火星の象徴である「頑張ることや争い、集中力、情熱」のあたりのリニューアルも可能性として起きそうです。
Raの象徴もダブルになり、火星も絡んでいるのでちょっと社会的・国際的、経済的な動きも過激化しそう・・・去年春から「リーダーの顔ぶれがどんどん変わる」という象徴がありますが、それが今年秋まで続くのがどう響いてくるかといったところもあります。どこかの国の代表がまた変わるかも・・・?
特に火星のナクシャトラはアールドラーで急激な変化や嵐(天災)をもたらすので、4月下旬は天災・天候の急変や水害・火災・爆発に注意が必要です。
ちょっと怖いことしか書いていませんね・・・汗
個人の領域では、「独立心を育む・自分の才能を社会に貢献したい」という「社会」との結びつきにフォーカスする方が多そうです。
単純に人間関係の距離感も変わりそうなので、偏見や付き合い方、人への心の開き方のあたりに対して内省する機会も増えそうです。
新月から数えて5室目にラグナがあり、ラグナから数えて9室目に新月がありますので、自分の人生観や方向性に急激な変化がもたらされる人も多そうですね。
また、専門的に何かを学んだり、これまで培ってきたことの専門性を深めたりして仲間との絆を深めるという象徴も見えてきます。
どの角度から見ても、「急激な変化が起きる」「内省する」「方向性」に関する現象が呼び起こされやすいでしょう。
ラッキースターの木星が4月22日に牡羊座入りします。
木星は方向性を作ることを助けてくれる心強い味方。いらないものは手放し、行く先を肯定的に感じさせてくれることで方向性が見えてきます。そしてそこに感謝と気づき、拡大と発展をもたらしてくれます。
木星が星座移動する前後はカオス極まる状態かもしれませんが、日食直後の牡羊座入りということもあり、方向性をしっかり感じたい人にとっては「わかりやすく動く」タイミングかもしれませんね。
この頃起こる変化は、木星の導きと思ってありがたく受け取りましょう!
また、単純に「始まりが増える」「可能性が増える」「方向性が増える」ということもあり得ます。
どの方向に行っても、自分は大丈夫!と自分を信じることが大切です。