インド占星術の読み方では、月は蠍座で満月を迎えました。

 

今回の満月はウエサク満月。ブッダの誕生・悟り・入滅がこのウエサク月でされたと言われ、また、月のパワーが強く、天界と繋がりやすいとも言われています。

 

蠍座の月は変容を促します。今年のウエサク満月には、牡牛座からの木星・金星・太陽のアスペクト、さらに水瓶座から土星のアスペクトがあります。

 

月のナクシャトラ、アヌラーダは慈善・献身・普遍的な愛・友情という象徴を持ち、私たちを純粋無垢な領域へと引き上げます。

 

自分の感覚や目標、決断の仕方や感情の揺れ動き方…自分の知っている「自分」が、一つ上のレベルへ意識を高められるような豊かな配置です。

 

天王星も6月に入ると牡牛座に加わることになるので、私たちの暮らし方や、計画性や決断のタイミング等、時間の感覚などが変わりやすくなります。

 

社会を通した規模でも変わりやすくなる可能性があります。勤務時間のこととか、勤務外を含めた社内での時間の過ごし方とか(ちょっと謎な具体的さだけど、降りてきたまま書いています笑)、企画とかの計画の流れが変わるとか、そんな感じで伝わってきます。

 

一方太陽・金星・木星のナクシャトラはクリティカで、チャレンジ、今までと違うことをする、今までのものを破壊するといった意味合いを持ちます。

 

クリティカが持っている、刀のように鋭い火の浄化(怒りとか熱)がいい意味でキレキレに冴え渡りそうなタイミング。

 

お仕事や趣味など、これまで継続してきたことに対し修正をするのに良いタイミングですが、ワンランク上のものへ仕上げるか、もしくは原点回帰という意味で本質的な部分はなんなのか自分で再確認する意味での修正に良さそうなタイミングです。

 

ACは山羊座にあり、土星支配と木星のアスペクトを受けています。

 

土星・木星はチャレンジをしたり、現状突破させる力強さを私たちにもたらします。そして突破した先の新しい地に、自分の強さを根付かせる導きと創造性を与えています。

 

ACから11室目の満月。じんわり優しい月の光…ではなく、キレキレで豊かですが、さらに新しい豊かさを呼び起こすようなパワフルな満月です。

 

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