6/22(土)10:07@仙台市
インド占星術の読み方では、月は射手座6度で満月を迎えます。
ムーラは射手座0°00′〜13°20′の領域のナクシャトラ。ケートゥ支配で「根っこ」「破壊を伴う軌道修正」の象徴を持ちます。
一方満月の光を放つ太陽は双子座6度にあり、ナクシャトラはアルドラ。ラーフ支配で「浄化の涙」と言う象徴を持ちます。
「浄化力の強い満月」「軌道修正」「浄化の涙」…な満月。
(特に太陽・ACがアルドラを通過する月は雨嵐・台風・水害が多い傾向にあります。)
ちなみにムーラの象徴「根っこ」は、物事の本質的な部分という意味合いで、自分自身の本質・根っこの部分にフォーカスが当たることを暗示しています。
内省するのに良い機会。そして根底から何かが大きく何かが変わる、覆るという可能性もあります。
ACのナクシャトラは夏至の時と同じくプナルヴァスです。
象徴は「矢と矢筒」。矢を放っては筒に戻す、また矢を放つ…の繰り返しを表し、「無限」の象徴とされています。
プナルヴァスは双子座のα星カストルとβ星ボルックスを中心とした星群で、「無限」の象徴から「息の長い成功」を表し、
プナルヴァス=プナ「再び」+ヴァス「輝く」から「再び輝く」こと、たとえ失敗して転んでも復活する強さと強運を表しています。
<自分の居場所を探す領域>
プナルヴァスはまた、自分の居所、本当に帰る場所、心の置き所を探すという象徴も持ちます。
ACがここにあることから、自分が向かうべきところへ行くためのテコ入れが入り、軌道修正が必要な場合は急速な起きやすいことが考えられます。
何度転がっても必ず起き上がり成功へ向かう領域です。その領域で今の時期に起こる軌道修正や変化は必然と受け入れて、自分のこれからを自分で作っていくんだという強い意志が必要になってきます。
<根っこ、根底から何かが変わり新たな目標や方向性が立ち上がる可能性>
月はACから5室目の射手座の月で、根底から何かが変わり新たな目標や方向性が立ち上がる可能性をもたらしています。
木星・天王星・冥王星との位置関係からも、(特に牡牛座に月・ACがある人は)これまで取り組んできたこと(特に仕事)が実になり恩恵を受け取れる可能性が高まります。
大きな切り替えを体感出来そうな満月です🌕